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こちらIT推進室

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スリープ設定を無効にしているのに画面が暗くなってしまう!Part2

2024-03-06
前回の投稿で電源の設定をしているにもかかわらず、5分で画面が暗くなってしまう症状についての対応策を投稿しました。

今度は前に説明したグループポリシーで「スクリーンセーバーを有効にする」が「有効」になっているにもかかわらずスクリーンセーバーオプションがグレー表示になっているケースです。

結果から言うと「レジストリの不適切な編集が問題の原因である可能性がある」みたいです。

今回は触るのはレジストリなので万が一に備え復元ポイントを作成し、レジストリをバックアップしておきます。
手順
1)[Windows]+[R]を押して「ファイル名を指定して実行」ルールを開く
2)登録編集検索バーに「regedit」を入力して[OK]をクリック
3)レジストリエディターで[HKEY_CURRENT_USER]→[Software]→[Policies]→[Microsoft ]→[Windows]→[ControlPanel]→[Desktop]へ移動
4)「ScreenSaveeActie」を右クリックし[削除]
5)[はい]をクリックして選択を確認
6)同じ場所にある「ScreenSaverIsSeure」「ScreenSaveTieout」「SCRNSAVE.EXE」を削除
7)レジストリエディターを閉じ、[個人用設定]→[ロック画面]→[スクリーンセーバー]をクリック
8)スクリーンセーバーの種類が「(なし)」になっていることを確認「(なし)」以外の場合は「(なし)」を選択
9)[OK]をクリック

以上で今回の件は解決できました。
レジストリエディターの編集は慎重に、必ずバックアップを取り自己責任でお願いします。

スリープ設定を無効にしているのに画面が暗くなってしまう!

2024-01-15
一定時間PCを操作しないと自動で画面の電源が落ちたりスリープモードに移行する設定は節電やセキュリティ上重要な設定です。
しかしこの設定が短すぎるとちょっとPCから目を離している間に画面が消えてしまい、その都度復帰しなければならずとても煩わしく感じます。最近のPCはSSDを使っているのでHDDよりは遥かに早く復帰できますが、それでもそのひと手間が非常に面倒です。
これは[スタート]→[設定]→[システム]→[電源とバッテリー]をクリックし「電源」にある[画面とスリープ]を開き各項目の時間を変更すれば修正できます。
私の場合
 「バッテリー駆動時に・・・画面の電源を切る」 30分
 「電源接続時に・・・画面の電源を切る」 なし
 「バッテリー駆動時に・・・スリープ状態にする」 1時間
 「電源接続時に・・・スリープ状態にする」 なし
という設定になっていますが、これはセキュリティ上大変よろしくない設定なので「なし」にはしないでください。バッテリー駆動時もせめてこの半分以下にしてください。

さて本題はここからです。
私がサブ機として使っているPCが上記の設定をしているのに5分程度放置すると画面の電源が落ちてしまい、復帰のためには再ログインが必要な状態でした。
電源設定で画面の電源が切れただけなら、IDやパスワードの入力無しにキーボードやマウスの操作で復帰するはずです。
電源接続の不具合?または接続を認識していない?
あれこれ考えて試した結果思いついたのが「スクリーンセーバー」でした。画面が真っ暗になるだけだったので気づきませんでした。
スクリーンセーバーはデスクトップでマウスを右クリックし[個人設定]→[ロック画面]→[スクリーンセーバー]で設定可能です
早速設定画面を開きスクリーンセーバーを無効にしようとしましたが、表示がグレーになっていてスクリーンセーバーの選択や時間の設定ができません。[設定]ボタンは生きていたのでクリックすると「このオプションは使えません」というメッセージが表示されるだけです。
ただスクリーンセーバーの種類は「ブランク」、待ち時間は「5分」になっていました。おそらく原因はここにありそうです。
しかしネットで検索してもスクリーンセーバーの無効化は、この画面でスクリーンセーバーの種類を「なし」に選択するしかありません。それ以外は「電源モードをリセットする」とか「プレゼンテーションモードをオフにする」とかいかにも・・・!だけど根本的な解決にはなってないよな!!という回答ばかりでした。そんな中でやっと見つけたのが「スクリーンセーバーポリシーを構成する」方法でした。手順は以下のとおり
(1)[Windows]+[R]を押して「ファイル名を指定して実行」を開き「名前」に「gpedit.msc」を入力して[OK]をクリック
(2)「ローカルグループポリシーエディター」が開いたら[ユーザーの構成]→[管理用テンプレート]→[コントロールパネル]→[個人設定]の順にクリック
(3)「スクリーンセーバーを有効にする」「スクリーンセーバーのタイムアウト」「特定のスクリーンセーバーを強制する」をそれぞれ「有効」を「未構成」に変更して[OK]をクリック
(4)「ローカルグループポリシーエディター」を閉じる
(5)「個人設定」からスクリーンセーバーの設定を開き、スクリーンセーバーの種類を「なし」にして[OK]をクリック
以上で今回の不具合は解消できました。
 
注)今回設定を行ったPCは「Windows11Pro 23H2」です。ほかのエディション特に「Home」ではgpedit.msc が使えない可能性があります。「Home]エディションでも使える方法もあるようですが「Home」エディションのPCを所有していないため確認できません。またレジストリの設定で同様の設定が可能とも書かれていましたが、こちらもまだ確認していません。

注)設定は慎重に自己責任でお願いします。

インボイスとEXCELの更新

2023-11-20
 10月からインボイス制度が開始されました。
 これに伴い当社も今まで使っていたEXCELの請求書をインボイス対応に変更して協力会社の方々に使っていただいています。
 しかしこれが問題続出で、請求書の処理担当者は毎日チェックと訂正のお願いとで忙殺されています(;´Д`)。大半は入力時の間違いや入力漏れによるものなのですが、EXCELそのものに起因する問題も・・・。
 EXCELのシート自体はとてもよくできていると思います。今のところシート自体に問題はないと思います。
 しかし送られてくる請求書の中に、締め日或いは請求日が平成になっているものが少なからずあります。これはEXCELが2019以前だった場合起きる現象です。
 しかしこれはEXCELの更新をして最新版にしてあれば解決できる問題です。にもかかわらず「令和」が表示できないということは、EXCELの更新をしていない会社がそれだけ多いということです。一般にはWindowsの更新をすれば、同時にEXCELも更新されるはずですが、そもそもWindowsを更新していないか設定をキャンセルしているのでしょう。
 実際ヒアリングしてみると、Windowsは最新版になっているけどEXCELでは「令和」が表示できないという答えが返ってきました。
 更新プログラムをダウンロードしてインストールしてもらえば済む話ではあるのですが、そのためにはまずEXCELのバージョンを確認しそのパッチを見つける必要があります。ある程度経験があればそれほど難しい作業ではないのですが、EXCELの更新もできていないとなるとちょっとハードルが高いかなという気がします。
 しかもEXCE2007以前のバージョンでは、令和になる前にサポートが終了しているため更新プログラム自体が存在しません。そんなに古いEXCELを使っている会社があるのかって?それがあるんです。EXCELが古いということは当然PCも古いはずで、そんなに古いPCをよく使っているなと逆に感心してしまいます。
 日付で「令和」が表示できないなら、いっそテキストにして「令和」を入力してしまえばいいのでは?とも思ったのですが、当該セルは入力規則でデータが「日付」に設定されているので、テキストで「令和」と入力しても弾かれてしまいます。それならば入力規則の設定を外してしまえばいいと言われると思いますが、そのシートを作成・更新しているのは経理部門なので、「はいそうですか」と修正するわけにもいきません。
 和暦ではなく西暦での入力を認める形で一応の決着はついたようですが、根本的な解決にはもう少し時間がかかりそうです。

iPhoneを修理してみた

2023-09-19
当社では社有携帯としてiPhoneを使用していますが、機種入替えの際に古いiPhoneを数台残しておき、修理が発生したときの代替機現場カメラ用として貸し出しています(最近は実際の黒板を使用しないでアプリで画像の中に黒板を写しこむ「電子小黒板」というアプリの利用が増えてきているためです)。
先日そのiPoneの液晶パネルが割れてしまいました。元々処分する予定だったものを残しておいただけなので、そのまま処分してもいいのですが、最近カメラとしての貸し出し需要が増えてきたため在庫が不足気味の状況です。そこで1台でも多く在庫を確保するため、今回は修理することにしました。
しかしiPhoneの場合Appleに修理に出すと今までの経験では”新品と交換”という形で帰ってきます。その場合料金は安くても4~5万はかかります(今回はiPhone7なのでAppleにも在庫はないと思われます。その場合は一番近い機種と交換になるのですが8になる…のかな?)。もしパネル交換になったとしてもおそらく2万以上はかかると思うんでよね。
そこで修理専門業者で調べてみるとiPhone7の場合は液晶パネル交換修理でなんと4千円台からありました。意外と安い!
でも「もう一声」と思いamazonで検索してみたら、交換用液晶パネルは2千円台からありました。よし、これで行ってみよう!
実は私以前iPhoneの液晶パネル交換やったことがあるんです。その時は初代SEでした。機種入替えの時パネル割れで処分対象だった端末をもらい受け、自分で買ったパネルと交換しました。なんだ結局またiPhoneを開いてみたいという、ただの分解マニアの血が騒いだだけですね(笑)
と言う訳で、今回は正式(?)に「修理」という名目で会社で交換用パネルを買ってもらいました。数あるパネルの中から選んだのはBeeFix社の製品で税込み2,399円(写真1、2、3)。
これを選んだ理由は
  1. 値段が安い
  2. 工具が付いてる
  3. 防水ゴムが付いてる
  4. 保護ガラスが付いてる
  5. ネジの一時保管用プレートが付いている
でした。
ただ他にはあった修理手順ビデオが無かった(他の機種はあった)のですが、ビデオはYoutubeにもたくさん公開されているのであまり気にしませんでした。
パネルは注文から2日ほどで届きました。
さあ、作業開始です。
  1. まず保護ガラスをはがします。はじめ割れたのは保護ガラスで液晶パネルは無事だと思ってました。ところが逆でした。パネルが割れて保護ガラスは無事でした!保護ガラスの意味がない‼(写真4)
  2. 本体下側、ケーブル差込口両脇のネジを外します。ネジは小さいけど同梱された工具の専用ドライバーを使えば簡単に外れます。
  3. 同じく同梱の吸盤を使ってパネルを引っ張り本体から浮かせます。と、これが浮かない。本体下側ホームボタン付近に吸盤を貼り付けてパネルを引っ張り浮かせるのですが、ちょうどそのあたりのガラスが割れていて、ひびから吸盤に空気が入ってしまうので引っ張ることができません。ネットで検索してみると「梱包用の透明テープを貼る」とありました。しかし残念ながら会社には透明テープがなかったのでガムテープでやってみましたが全然だめでした。仕方がないので作業を一時中断して透明テープを買ってきました。これで大丈夫と思ったら、やっぱりだめ。ケチって100均の安いテープを買ってきたからでしょうか?粘着力が弱くすぐはがれてしまいます。もう一度買い物に行く気力はなかったので、現状で何とかできないかと試しに、本体上側スピーカ穴近くに吸盤を付けて引っ張ってみました。何度か失敗した後吸盤を角付近に寄せて引っ張ったら何とかパネルを浮かせることが出来ました。ここまで買い物に行った時間を含めると既に1時間近く経過しています。
  4. パネルを引っ張ってできた本体との隙間に、三角のヘラをねじ込みます。ねじ込んだヘラをスライドさせて隙間を広げていくのですが、このときヘラが外れてしまい隙間が閉じてしまうことがあります。そこでできた隙間にクサビを差し込んでヘラが外れてもパネルが閉じないようにしておきます。これには前回の修理キットについてきたクサビ用のヘラが役に立ちました。おかげで比較的スムーズにパネルを外すことが出来ました。(写真5)
  5. 本体とパネルをつなぐケーブルをプラグ部分で外します。外れるまではパネルを垂直に立てておかなければならないので片手での作業になるので、慎重な作業が必要です。外せればこれでパネルと本体が分離できます。(写真6)
  6. 動画を見ながら、金属プレートやほかのケーブル、カメラ、スピーカー、ホームボタンを動画を見ながら外します。(写真7)
  7. パネルを交換し、各ケーブルや部品を取り付けます。外した時と逆の手順で進めるだけなのですが、とにかく一つ一つの部品が細かいので、動画を見ながら慎重に作業します。特にケーブルを本体につなぐプラグは小さいうえにはめ込むのに力がいります。力が弱いときちんとハマらないし、位置があってないのに無理やり押し込むと壊れてしまう可能性があります。動画で位置を確認しながら指先の間隔で確かめて、後は思い切って押すしかないのかな。
  8. パネルと本体をケーブルでつないだら、パネルをはめる前に電源を入れて動作テストを行います。異常がなければパネルをはめて最初に外した底部の2本のネジを取り付けて完了です。(写真8)

    今回動作確認の時点でホームボタンにエラーが出て使えなくなっていました。でもこの時点で再度分解して接続し直す気力はなかったためそのままにしてしまいました(-_-;)ボタンは使えなくてもAssistiveTouchがonになっているので使用はできると判断したのですが、おやAssistiveTouchが[on]になってるということは修理前からボタンの調子が悪かったということでは?確認しておけば良かった!(写真9)
    それから各部品は粘着テープで固定されている場合が多いので、細目にドライヤーで温めながらの作業が必須です。またネジの一時保管用プレートは残念ながら磁石式ではなかったためそのままでは使い物になりませんでした(一応ネジを入れておくため(?)の穴が開いていましたが、ネジが小さすぎて意味がありません。結局下にマグネットシートを敷いて使いました(写真7の黄色いシート)。
    作業にはトータル2時間近くかかってしまいました(パネルを浮かせるために悪戦苦闘したり、買物に行った時間が長かった)。慣れれば30分以内でできると思うのですが、慣れるほど機会があるわけではないしプロになる気もないので(笑)。DIYでのiPhone修理、機械いじりがあまり好きではない方や不器用な方にはお勧めしません。どうしてもやりたい方は自己責任でお願いします。この記事を読んで挑戦してもし失敗しても、当方では責任は負いかねますので悪しからず。

液晶パネル交換キット
写真1
箱オープン
写真2
同梱の工具類
写真3
割れたのは保護ガラスではなく
写真4
パネルオープン
写真5
パネルと本体分離完了
写真6
全部品取り外し完了
写真7
液晶パネル交換完了
写真8
エラー
写真9

PDFが印刷できない!

2023-04-26
私の直属の上司から「取引先から送られてきたメールの添付ファイルが印刷できない」とSOS。
添付ファイルはPDFでA4が1枚ずつ、二つのファイルに分けて添付されていました。
始めは印刷ロックを疑いましたが、[印刷]のアイコンは選択可能で実際[印刷]をクリックすることもできます。
しかし一向に印刷が進まない。いくら待っても「進行状況」は0%のままです。
キャンセルしてプロパティを確認すると、「文書アセンブリ」と「ページの抽出」以外は「許可」になっています。
ただファイルサイズがA4で1枚なのに1MBを超えていました。このあたりに原因がありそうです。
ネットで検索してみると同様の質問がありました!
「PDFが重すぎて印刷できない」
これだ!!
解決方法は「[印刷」の[詳細設定」で「画像として印刷」にチェックを入れる」、質問者もこれで解決したと書いています。
早速実施、しかし・・・「画像として印刷」がグレー表示になっていて選択できない⁉
他の解答を見てみると「全ページ分のデータをスプールしてから印刷」?おそらくこれはダメですね。データが重くて印刷できないんだから、その重いデータを全部送ってたら余計遅くなるはず!昔の非力なPCを使ってた頃の解決策ですね。試しにやってみたけど案の定[印刷]をクリックしたとたんにエラー!
どうしたものかと考えあぐねてもう一度ファイルのプロパティを見てみると、「概要」タブの「詳細情報」にある「PDF変換」が複合機の名前になっています。つまりワードなどのデータをPCでPDFに変換したのではなく、一度紙に印刷してから複合機でスキャンしてPDFにしたということですね。
だから「画像として印刷」が出来なかったわけです。はじめから”画像”なのだから!
おそらくスキャンするときに画質を上げ過ぎてるのでしょう。そうと分かれば話は簡単?
PDFから画像データを抽出して、画像処理ソフトでサイズを変更すれば・・・と、お~成功です!無事印刷できました!!
印刷したものを上司に渡し、念のためDocuWorksに変換したファイルを上司に送っておきました。
ワードなのかEXCELなのか分かりませんが、元のデータを直接PDFに変換してしまえばこんなことにはならないはず。
書類にハンコを押したものを送ろうとするから一度紙にしてスキャンしなければならず、奇麗な方がいいだろうと解像度を上げ過ぎて結果ファイルサイズが大きくなってしまうという、文書のデジタル化が進まない原因の一端を見たような気がします。
とりあえず取引先にはスキャン時に解像度を落としてスキャンするよう上司からお願いしてもらいました。

さいたま新都心イルミネーション

先日仕事で、さいたま新都心に行ってきました。帰りに、さいたまスーバーアリーナ前のけやき広場を通ったらイルミネーションがきれいだったので、電車を一本遅らせて持っていたTHETAで写真を撮ってきました。さいたま新都心駅周辺には、他にもきれいなイルミネーションが沢山あったんだけど、THETAのバッテリーが切れて撮影できませんでした(>Д<)残念
 
※上の写真をクリックすると360°パノラマ写真が見られます。
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起動できない

2011-01-24
今年最初のSOSは、パソコンが起動できないというものでした。 
 
電源を入れるとなぜかBIOS(パソコンの基本的な入出力などの制御プログラム)の設定画面が立ち上がってしまいます。 
 
表示が全て英語なので、始めてみる人はびっくりしてしまいますよね。 
 
内容を確認してそのまま終了させたら、無事Windowsが起動しました。 
 
そのあとは何度再起動してもBIOS設定画面は立ち上がってきません。 
 
一応一安心なのですが、なぜそうなったかが分からないのはチョット不安です。 
 
しかしその後2週間以上たっても、同じ現象が起きたという報告はないので、とりあえずは大丈夫...かな? 
 
そしてつい先日もまた別のパソコンで起動できない!というSOS。 
 
こちらはパソコンが動かなくなったので強制終了したところ 
 
電源を入れなおすと”ピーピーピー”という音がして起動できないというのです。 
 
報告をもらった時点で「もしや」と思ったのですが、一応確認しに行ってみると 
 
確かに電源を入れるとビープ音がして起動できません。 
 
で、パソコンの周りを確認してみるとありました。 
 
問題のパソコンはノートなのですが、テンキーが接続されており 
 
その[ENTER]キーの上にファイルの角が乗ってました。 
 
ファイルをどけて電源を入れなおすと、何事もなく立ち上がりました。 
 
この前も同様のトラブルがあったばかりですが 
 
前回と違い、今回の机の上はきちんと整理されていました。 
 
ただその整理されたファイルの角がたまたまテンキーにあたってしまっただけでした。 
 
パソコンがおかしくなっても、落ち着いて周りを見回せばすぐ気付くトラブルなんですけどね、 
 
突然”ピーピー”とビープ音がなったりするとあせってしまうんでしょうね。アタヽ(д`ヽ彡ノ´д)ノフタ

パソコンが終了できない

2010-12-09
先日「パソコンが終了できない」というSOS
 
口頭では詳しい状況がわからないので、直接PCを見に行ってみると別に変った様子はなく
 
マウスに触れてみるとカーソルはちゃんと動くのでフリーズしてるわけでもないようです
 
ところが、いざスタートボタンにカーソルを持って行くと
 
一瞬コメントが表示されるもののすぐに消えてしまい
 
ボタンをクリックしても、一瞬ダイアログボックスが開かれるもののやはりすぐに消えてしまいます
 
スタートボタンだけでなく、画面のどこにカーソルを持って行っても同じ状況です
 
これは新種のウィルスか故障かなと思ったとき
 
キーボードの左上に一冊の本があるのが目に入りました
 
本一部はわずかにキーボードの端に乗っています
 
本をどけてみると、その下にはESCキーが...
 
そのあとはパソコンの操作に何の問題もなく、もちろん正常にシャットダウンも出来ました
 
無事シャットダウンできたところで、以前にも全く同じトラブルがあったことを思い出しました
 
やはりパソコンの操作が何もできなくなったというトラブルで
 
これも結局ESCキーの上に書類のファイルが乗っていただけでした
 
しかしなぜそうなったか、なぜすぐに気がつかなかったかというと
 
どちらの場合も机の上がとにかく汚い!
 
書類や本などが山積みされ、その中にキーボードが埋もれている状態でした
 
(私の机もけしてきれいとは言えませんが)
 
整理整頓が安全の基本ということは現場も事務も同じ
 
ということですね

EXCELのセキュリティ

2010-12-03
8月から当社の指定請求書をこのサイトで配信し始めたのですが 
 
配信開始直後から問い合わせの電話が殺到 
 
配信開始から3カ月たって、やっと問い合わせは少なくなったものの 
 
それでも締日近くになるとまだ数件の問い合わせがあります。 
 
 
原因は配信しているEXCELファイル内で使われている「マクロ」です。 
 
「マクロ」とはある決まった処理を自動で行ってくれるEXCELのプログラム機能です。 
 
当社の指定請求書用紙では、これを印刷やプレビュー、シート内の移動等に使っているのですが 
 
通常EXCELはデフォルト(買ってきたままの初期状態)では 
 
これが使えないように設定されているのです。 
 
というのも「マクロ」は大変便利な反面、ウィルスとして利用されることが大変多いからです。 
 
知らないメールに添付されたEXCELファイルを開いたら 
 
「マクロ」で作られたウィルスに感染してしまったり 
 
ウィルスに感染したPCで、そうとは知らずに作ったEXCELファイルが 
 
「マクロ」ウィルスに感染されていて 
 
そのファイルをもらった人のPCがさらに感染する、といった被害が後を絶ちませんでした。 
 
その予防対策として、初期状態のEXCELファイルでは 
 
マクロが使用できない設定になってしまったのです。 
 
 
でもこれって考えてみるとおかしな話で 
 
たとえば自動車は公道では時速60km以上出してはいけないし、また危険だからという理由で 
 
60km/h以上出せない設定になっていたとしたら 
 
高速道路などを走る時は、いちいちその設定を解除しなければならないとしたらどうでしょう? 
 
まあ法律上高速道路でも100km/hしか出してはいけないのに 
 
簡単に200km/h以上も出てしまう車を売っていること自体 
 
おかしいと言ってしまえばそれまでなのですが。 
 
 
とはいえウィルスと対策ソフトとの戦いがイタチゴッコを続けている現在 
 
決定的な防止策がない以上、特に必要とする人以外は「マクロ」を使用禁止にしておくことが 
 
一番のウィルス感染防止策であることは確かなことです 
 
 
というわけで、当社の指定請求書について、問合せの電話はなくなることはないでしょう。 
 
 
追伸 
 
EXCELのマクロ使用制限の解除方法は 
 
請求書のダウンロードページ[業者の方はこちらから]と同じページからダウンロードできるので 
 
必要な方はそちらをご覧ください。 
 
なおダウンロードぺージを開くためにはIDとパスワードが必要です。 
 
ダウンロードを希望される方は、電話またはメールで当社総務部にお問い合わせください。 

印刷できない3

2009-06-19
私のところに来るトラブル情報で「インターネットにつながらない」の次に多いのが「印刷できない」でしょうか。 
 
これは私のいる総務部内で最近VISTAに替えたPCでのトラブルでした。
 

 
「ダウンロードしたファイルが開けるけど印刷できない」と私と同じ総務部のK君が言ってきました。 
 
よく聞いてみると「ダウンロードしたjpegファイルをダブルクリックすると”Windows フォト ギャラリー”が立ち上がってしまうのだけど、[印刷]のボタンが触れないから印刷できない」というのです。 
 
ディスプレイをのぞいてみると、なるほど[印刷]のアイコンが反転表示になっていて、クリックしても反応しません。 
 
たぶん印刷する方法はあるのだろうとは思いましたがあいにく私の愛機はXP、VISTAはたまに他人の機械の設定やトラブル処理で触る程度で、ましてWindows フォト ギャラリーは使ったことがありません。 
 
調べればすぐわかるだろうとは思ったのだけれど、それも面倒だったので「”jpeg”なんだから”PEINT”で開いちゃえば」と適当なことを言ってしまったのです。これがいけなかった。 
 
基本的に私はまずソフトを起動させてから目的のファイルを開くタイプ、しかし彼はとにかく目的のファイルをダブルクリックして開くタイプです。 
 
でも今はダブルクリックするとWindows フォト ギャラリーが起きてしまう。そこで彼は「右クリックでPEINTを選んで開けばいいんですね」と言ってファイルを右クリックすると[プログラムから開く]で[PEINT]を探し始めました。 
 
一瞬不安が頭をよぎったのですが、「あった、これですね?」という言葉に「そうだね」と無責任な返事を返してしまいました。ここで止めなかったが私の二つ目のミス。 
 
「ダメだ、開かないですよ」と言う声に、まさかと思いつつディスプレイをのぞくと、彼が開こうとしているのはjpegではくzipファイル! 
 
よくよく聞いてみると、画像ファイルを送ってもらうのにファイルサイズが大きいため、メールではなくいわゆる”ファイル転送サービス”を利用したというのです。ただそのサービスが複数のファイルを一度に遅れなかったのか、相手がその方法を知らなかったのかはわかりませんが、複数のjpegファイルをわざわざzipで一つにまとめて送ってきたようなのです。 
 
それを受け取った側の彼は、ダウンロードしたファイルをいつものようにダブルクリックで”開き”、中のjpegファイルをまたダブルクリックで”開いた”わけでした。 
 
しかも彼は私に「PEINTで開いたら?」と私に言われ、中身のjpegファイルではなく、zipファイルの方をPEINTで開いてしまったのでした。 
 
私が己の迂闊さに気付いたときにはもう遅く、zipのアイコンがPEINTのそれに変わっていました。 
 
WindowsはXP以降標準でzipファイルの解凍(展開)ができるようになりましたが、ダブルクリックでzipファイルを開いただけでは、解凍(展開)せずに中身を見ているだけで、実際に解凍(展開)されているわけではありません。 
 
圧縮されたzipファイルを実際に解凍(展開)するためには、開いたzipファイルを[展開する]を実行しなければなりません。 
 
しかしそのzipファイルをPEINTで開くように変更してしまった今、目的のファイルを印刷どころか開くことさえできなくなってしまいました。 
 
とりあえずzipファイルの処理を元に戻さなければと思い、PEINTのアイコンになったzipファイルを右クリックして[プログラムから開く]を実行してみました。 
 
ここで私の三つ目のミス、 
 
IInternetExplorerが”推奨”されていたのでそのまま何も考えずにクリックしてしまったのです。 
 
結果、zipファイルをクリックするとInternetExplorerが起動と終了を繰り返し止らなくなってしまいました。 
 
タスクマネージャーを起動し、なんとかInternetExplorerは終了できたのですが、簡単なトラブルとバカにした私の油断が、とんでもないトラブルに発展してしまいました。 
 
とにかくこれ以上は情報を集めないとどうにもならないので、問題のzipファイルは私のPCで”展開”したものを彼が印刷することにし、私はInternetで同様の事案がないか検索しました。 
 
すると結構皆さんやらかしてるんですね、すぐに解決方法が見つかりました。 
 
レジストリエディタを開いて下のツリーをたどっていき、見つけたzipを削除する、これだけ。 
 
HKEY_CURRENT_USER 
Software 
Microsoft 
Windows 
CurrentVersion 
Explorer 
FileExts 
.zip 
 
作業そのものは簡単で、5分とかからずに終わってしまいましたが、やはりレジストリをいじるのは怖いY(>_<、)Y 
 
まして、たまにしか触れることのないVISTAではなおさらです。 
 
一応再起動して問題なく動くことと、問題のzipファイルのアイコンとクリックしてちゃんと開くことを確認して一件落着です。 
 
ちなみにWindows フォト ギャラリーで印刷できないというトラブルは、やはり圧縮ファイルをそのまま印刷しようとしていたからで、一度展開してから開いたら問題なく印刷できました。

印刷できない2

2009-06-15
このサイトのイベント・ニュースのコーナーでも案内してましたが、当社の那珂湊出張所と勝田出張所が統合され、あらたにひたちなか出張所としてひたちなか市平磯に移転しました。 
 
それに伴い、新事務所のネットワークや電話の移転等をIT推進室で担当しました。 
 
その中でコピー・FAX・プリンターの複合機の移設も任されました。 
 
重量物であり、精密機械でもある複合機の移送そのものは運送会社に委託し、複合機本体の点検や設定変更はコピー機屋さんにお願いしたのですが、各PCのプリンタドライバの設定変更は私が行いました。 
 
事務所の統合とは言っても、旧那珂湊出張所のスタッフは新事務所の1階で、旧勝田出張所のスタッフは新事務所の2階と分かれていて、複合機も各々の事務所から持ってきたものを使うため新たなドライバのインストールも必要ありません。 
 
ネットワークの設定自体も那珂湊出張所のものをそのまま利用したので、変更が必要なのは勝田出張所からきた2階のフロアにあるPC4台だけです。そのため楽勝で作業は終わるだろうと高をくくっていました。 
 
しかし、こんなときこそトラブルは発生するものです。 
 
1台目の設定作業を終えてテスト印刷をしてみると、いくら待っても印刷できません。複合機の移設に先って行ったネットワークの設定に問題があるのかと思い点検しましたが、どこも異状はありませんでした。 
 
そこで複合機との通信を確認するため[ping]コマンドを複合機に向けて打ってみました。すると何度打っても応答がかえってきません。 
 
変更したプリンタドライバの設定に問題があるのかと思い、最新のドライバを複合機メーカーのサイトからダウンロードしインストールしなおしてみましたが、状況は変わりませんでした。 
 
通常ネットワーク間環境が変わった場合、プリンタ(複合機)のIPアドレスも変更されるので、PCに登録されているプリンタのアドレスも変更する必要があります。それはプリンタドライバのポートを追加または変更するだけなので、通常は簡単な手作業で処理します。しかしまれにそれだけではうまく印刷できない場合があります。その場合はプリンタドライバを自動モードで再インストールすることにより、問題が解決することが少なくありません。 
 
しかし今回はそれも通用しませんでした。 
 
そこで原因の切り分けを行うため、他のPCでもプリンタドライバの設定変更を行ってみることにしました。 
 
するとどのPCも同じフロア内にありながら、印刷ができるPCとできないPCがあることがわかりました。始めに設定変更を行ったPCと同じデスク上にあるPCからは印刷ができなくて、複合機に近いデスクにあるPCからは印刷できたのです。 
 
ためしに印刷ができるPCとできないPCでお互いに[PING]を打って見たところ、どちらから打っても応答はかえってきませんでした。 
 
しかしそれなのに、Windowsのマイネットワークではお互いを確認できるのです。インターネットなど他のネットワークの状況も問題ないし、一応ルーターやサーバーの設定も家訓しましたが、何も問題はありませんでした。 
 
これ以上思いつく原因が見つからなく、もうお手上げ状態だったので、今回新事務所のネットワーク設置をお願いした業者の担当に電話してアドバイスをもらうことにしました。 
 
状況を説明して、まず聞かれたのは「IPアドレスはバッティングしてませんか?」 
 
”IPアドレス”とは、PCやプリンタなど個々のネットワーク機器に与えられた、ネットワーク上の住所のようなもの。一つのネットワーク上に同じアドレスが二つ以上あると、データをどこに送っていいか分からなくなるため、通信できなくなってしまいます。もちろんそこの部分は始めの段階で確認しました。 
 
そう答えると次に返って来た言葉は、私の思いもよらないものでした。 
 
「ハブのON・OFFはしてみましたか?」 
 
”ハブ”と言っても、沖縄にいる毒蛇ではありません。今までこのブログにも何度か出てきているLANケーブルを複数のPCに分岐する装置です。 
 
全く通信ができない状態であれば、真っ先にLANケーブルやハブを疑います。しかし今回は通常の通信は問題なくできていたため、ハブに原因があるとは全く考えませんでした。なので、電話でアドバイスをもらっても「まさか」という気持ちで半信半疑でハブのON・OFFを行いました。 
 
結果、やっぱり状況は変わりませんでした。 
 
「やっぱりなぁ」と思いつつ再度さっきの担当者に連絡を取ろうとして、このフロアにはもう一台ハブがあることを思い出しました。 
 
私が今ON・OFFをしたのは、印刷ができない方のPCが接続されたハブ。それともう一つ、印刷ができるPCが接続された別のハブがこのフロアには設置されているのです。しかもそのハブには問題の複合機も接続されています。 
 
印刷も通信も全く問題がなかった部分なので、まさかそこに原因があるとは思えませんでしたが、もしかしたらという気持ちでON・OFFを実行してみると、今まで[PING]が通らなかったPCから応答が返ってくるようになりました。相変わらず印刷はできない状態ですが、どうやらこのハブに問題があることは間違いなさそうです。 
 
問題のハブを、その日たまたま用意していた予備のハブと交換してみると、印刷も通信も何の問題もなくあっさりとできてしまいました。 
 
結局複合機が接続されたハブの故障でした。今までのハブのトラブルは何れも電源が抜けていたという、極めて初歩的なヒューマンエラーによるトラブルでした。 
 
しかし今回はハブの故障という歴としたマシントラブル。”ハブ”と言ってもVLANなど様々な機能を持った高級機ではなく、OAタップのようにただLANを分岐するだけの単純なもので、凡そ故障などとは無縁のように思える装置です。 
 
しかも印刷以外はトラブルなく使えている代物なので、全く容疑者リストからは除外されていました。しかしミステリー小説やドラマのセオリーと同じで、”一番怪しくない人物が実は犯人”だったわけです。 
 
結局20分程度で終わるはずの作業が3時間以上もかかってしまいました。
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